町長あいさつ
令和7年 4月のご挨拶
町政を担わせていただいてから3年目となりました。
昨年度はスポーツセンター前遊具整備、産業廃棄物最終処分場の売却、町立病院の常勤医2名体制、大きな決断ではありましたが啓徳小学校の統合などに取り組んでまいりました。また、9月、10月の水道水の濁りによって市街地住民並びに事業者の皆様へ多大なるご迷惑をおかけしたことや、大型農業法人の事業継続問題、医療従事者の雇用問題なども重なり、対処に追われる1年でもありました。まだまだ解決はしていませんが、真摯に問題解決の糸口を探っている毎日です。
今年度、本町を含む近隣5町で構成する「西天北五町衛生施設組合」では、大型動物の死体焼却施設の増強工事が行われます。今までの処理頭数はエゾシカで2000頭が限界でしたが、令和8年度から3500頭程度まで処理可能となります。飼料価格の高騰によって農業経営ひっ迫しており、農家の皆さんはコスト削減のため、飼料作物を作るにも、特にエゾシカによる食害が甚大です。エゾシカ駆除により少しでも自給飼料の安定的確保に寄与できればと期待するところです。また国に対しても、しっかりと害獣駆除対策を要望し続けてまいります。
そのほか、新規就農に係る制度の拡充や帯状疱疹ワクチン定期接種への助成、認定こども園内遊具整備、特別養護老人ホーム等の備品更新、防災備品整備、水道管更新、橋梁補修、南開団地3号棟改修、物価高騰対策なども実施します。
4月から地域おこし協力隊員として1名、5月から1名が着任されます。お二人とも、私が教育長時代から求めていた学芸員の資格をお持ちの方々です。資料の収集と整理、天塩川歴史資料館に係る展示と魅力化の発信、子供たちへの歴史学習・生涯学習活動に興味を持たれ、まちづくりの一員として活躍したいと意欲的です。「新編天塩町史(平成5年発刊)」から今まで貴重な資料が野積み状態であり、今後の町史編さんや資料館の通年開館と博物館化、5年後に迫る開基150年に向けた取組などミッションは山積しています。お二人とも若いので、地域の方々とすぐに打ち解けることができるでしょうし、末永く研究と検証などに携わっていただけるものと期待しています。
先月2名の途中退職者がいる一方、事務系職員として久しぶりに新規採用者が3名入職となりました。4月の定期異動とともに、新体制のもとしっかりと住民の皆さんの負託に応えてまいりたいと思います。
2年目よりも3年目と、課題が更にみえてきた分、町政執行の難しさを実感しています。皆さんの行動力とお知恵をお借りしながら、前進し続けたいと思います。